タイで車やバイクを運転する人が必ず行かなければいけない場所と言えば、ガソリンスタンド
バイクだと満タンにしても100バーツ分程度入らないので、頻繁にガソリンスタンドで給油する必要があります。
※レンタルバイクを借りる場合も、最低一度は給油する必要があるでしょう
タイのガソリンスタンドでは、95・91・E20など日本とは違うガソリンの種類や呼び方が使われています
なので、最初は少し戸惑ってしまうことでしょう。
というわけで今回は、タイのガソリンスタンド事情や、ちょっとお得に給油する方法を今回は紹介します
タイのガソリンの種類や呼び方
上記画像は、タイのガソリンスタンドの入口にたいてい設置されている価格掲示板。
スタンドによっては扱っていない油種もありますが、だいたいこんな感じです。
厳密に細かく分けるとかなりたくさんの種類があるのですが、今回はこれを知っておけばタイ旅行には問題ないというものをピックアップします。
91 (読み方はガオヌン)
日本でいうレギュラーガソリンです。
レンタカーやレンタルバイクの場合、たいてい91を入れる仕様のものが多いでしょう。
95 (読み方はガオハー)
こちらもレギュラーガソリンですが、排気量の大きい車だと95を入れるよう指定されていることがあります。
ハイオクガソリンではありませんが、91より少しだけ割高。
ちなみに、95や91にはさらにベンジンやガソホールに分かれます。
ベンジンは日本と同じガソリン、ガソホールはエタノールが10%混合されています。
ただベンジンは取り扱っていないスタンドも多いので、どうしても日本と同じガソリンを入れたいという方は、ベンジンがあるかどうか確認しましょう。
E20 (読み方はイーイーシップ)
レギュラーガソリンにエタノール20パーセント混合されているエコガソリン。
新しい年式の車やバイクだとE20対応のものも増えてきています。
E85 (読み方はイーベッシップハー)
エタノールが85パーセント混合。
というかほとんどエタノールなので、対応していない車に給油したら間違いなく壊れます。
ดีเซล (読み方はディーセーン)
日本でいう軽油・ディーゼルです。
ピックアップトラックだと、ดีเซล指定の車が多かったりします。
日本と同様、値段も一番安いのが特徴。
他にも天然ガスや液化石油ガスなどもありますが、旅行者が給油する機会はほぼないでしょう。
ちなみに、それぞれの油種の互換性は以下の通り。
- 95指定の車→95のみ
- 91指定の車→91と95
- E20指定の車 →E20以外に91と95でもOK
- E85とดีเซล(ディーゼル)指定の車→指定油種以外はNG
旅行者が入れることが一番多いと思われる91は、取り扱っていないスタンドが実はけっこうあります
なので、そんな時は95を入れましょう
なお、E20は販売価格は安いですがエタノールで薄めてある分加速が悪く、信号の多い街中だとかえって燃費が悪くなる傾向が!
一定速度で走り続ける郊外ならE20でもいいですが、街乗りが多い場合はE20 よりも91を入れた方が燃費を考えると良いかもしれません。
タイのガソリンスタンドで給油を頼むには
タイにはセルフのスタンドはほとんどないので、スタッフに給油をお願いすることになります。
といっても、入れて欲しい油種と入れて欲しい金額を伝えればいいだけなので大丈夫。
例えば91を500バーツ分入れて欲しい時は、「91(ガオヌン)ハーローイバーツ カップ(女性ならカー)」
E20を 満タン入れて欲しい時は「E20(イーイーシップ)デムタン カップ(女性ならカー)」と言いましょう。
デムタンというのが満タンという意味で、デムだけでも通じます。
ついでなので、車・バイク関連のトラブル時の例文を2つほど紹介。
タイヤに空気を入れて欲しい時は、タイヤを指さしながら「เติมลมドゥームロム クラップ(女性ならカー)」
パンクしたときは、「ปะยางอยู่ที่ไหน バヤーン ユーティナイ カップ(女性ならカー)」(パンク修理屋さんはどこですか?)
とりあえず旅行者の場合は、ガソリンの入れ方と空気の入れ方とパンク時の修理屋さんの探し方が分かれば、なんとかなる場合がほとんどでしょう。
タイでガソリンをお得に入れたいならESSO(エッソ)がおすすめ
旅行者の方が数回給油する分にはどこで入れても大差ありませんが、タイに長期滞在される方の場合少しでもお得に給油したいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、日本でもなじみのあるESSO(エッソ)グループのスタンドでの給油
我が家がESSOをおすすめする理由は2つ。
一つは、700バーツ以上給油すると水がもらえるからです。
特に何も言わなくても、700バーツ以上の給油で1.5ℓのボトルウォーターがもらえます
たかが水1本ですが、ボトルウォーターはいくらあってもいいので嬉しいですね。
なので我が家は、毎回700バーツずつしか給油しなくなりました。
先ほどの復習ですが、レギュラーガソリン91を700バーツ給油したいときは、「ガオヌン ジェッローイバーツ クラップ(女性ならカー)」と言いましょう。
我が家がESSOで給油するもう一つの理由は、ポイントがたまるから
外国人でも簡単にESSOのポイントカードを作ることができます。
給油前に店員さんに「อยากจะทำบัตรสมาชิก ヤーク ジャ タム バッサマーチック カップ(女性ならカー)」(メンバーカードを作りたいです)と言うと記入用紙を持ってきてくれます。
外国人だとパスポート番号が必要になりますが、それ以外は住所なども特に書く必要はありませんでした。
(私はタイの電話番号も記入しましたが、必須かどうかは分かりません)
その場でカードが発行され、その日の給油からポイントがたまっていきます。
ちなみに、700バーツ給油すると毎回24ポイント貯まります。
300ポイント貯まると50バーツの割引が受けられます。
それほど大きな特典ではありませんが、ただ給油するよりは少しでもお得な方がきっと嬉しいはず!
ESSOのポイントカードは旅行者でも簡単に作れるので、長期滞在される方にはおすすめです。
タイでガソリン給油するポイントまとめ
今回はタイのガソリン事情や給油方法、ちょっとお得に給油できるESSOについてご紹介しました。
日本でもそうですが、タイのガソリンスタンドでもエンジンを停止することが求められます。
外国人が指示に従わないと、大きなトラブルの原因になりかねないのでしっかりエンジンは停止しましょう。
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